ではいよいよ、希望の物件が、家賃交渉可能かどうかの見極めです。
新築やデザイナーズ系など相場より高くても借り手があるような物件は、ほぼ見込みなし。
ただし、まれに家賃が高すぎて長期間借り手がないような場合は、可能性ありです。
一般の物件でも長期間借り手がない部屋というのは、大家さんにとって家賃収入がなくて困っている物件です。
不動産屋さんに「どのくらい空いている物件ですか?」と質問し、半年以上空いているならチャンスです。
また、賃貸物件が一番動くのは2、3月ですが、5月以降は落ち着きます。
つまり5月以降、空き室物件は値下げ交渉ができる可能性ありなのです。
その他にはマイナス要因が多い物件です。
築年数が古い、駅から遠い、日当たりが悪い、工場や幹線道路が近くてうるさいなど。
つまり多くの人が借りたくないような物件です。
こうした物件は家賃の値下げの可能性はありますが、
そのデメリットを覚悟してトライしてみてください。